
うめみのる
バブルなんて知らない!
団塊世代に嫉妬するポスト ロスジェネのテレビディレクター。
私がテレビを辞められない理由。
私がテレビの世界に足を踏み入れて、9年目にはいった。
もう今年で31歳。
世間で言うところの、アラサー女子!である。
でも、まあ、華やかさのかけらもなく、
報道番組の下っ端ディレクターをやってるわけです。
私はテレビ局の社員ではなく、
“下請け”(東京電力風に言うと“協力会社”か)の制作会社で、
そこから派遣され、いくつかの情報・報道番組を渡り歩いてきた。
日テレにもいたし、TBSにもいたし、フジテレビにもいた。
どれも、私を成長させてくれた大切な番組だと思う。
「筑紫哲也NEWS23」も、その中のひとつにすぎない。
でも。
後にも先にも、あんな番組はない。
そこには、
テレビの楽しさが、
自由が、
青臭い正義が、
怒りが、
情熱があった。
そんな番組に出会ったものだから、いまだにテレビを辞められずにいる。
『23』を離れた後も、筑紫さんが亡くなったあとも、
「多事争論」の最終回“変わらぬもの”は、今でも重く重く心に残る。
祈りのように、呪縛のように。
だから、マスコミのいやらしさに辟易しても、
理想と現実があまりに離れていても、
テレビニュースの可能性をあきらめたくないのだ。
“変わらぬもの”を信じたいのだ。
なんて、勝手に使命感に燃えているわけです。
で、
それは、この大震災と原発事故という、
大きすぎる事態を前にしてこそ、揺るがないものでなきゃいけないと思うわけです。
もちろん、ぜんぜん、簡単なことではないので、
日々、ジレンマと反省。。
とゆうわけで、
明日もがんばらなくちゃー。
Re:私がテレビを辞められない理由。
- 投稿者
- 寿星螺
- 投稿日
- 2011/04/24
したり顔のテレビキャスター、コメンテーターに辟易しています。皆自分のためばかり。
23が始まったときから1日の締めくくりに「23」を見ながら、哲也氏のコメントを聞きながら、自分の感じ方考え方を比較していたことを思い出します。
ニュースソースの選択、切り口、語り口難しいですね。
テレビにジャーナリズムを求めるのは難しいかも知れませんが、期待はしています。沖縄に住んでいると余計に感じます。
熱くなりすぎると壁に行き当たったとき挫折することが多くなるので、冷静にしかし情熱を持ち続け、色々な形で関ってください。
バックナンバー
タイトル | レス | 最終更新 |
---|---|---|
RCサクセションが、聴こえる。 | 1 | 2011/05/03 13:55 |
私がテレビを辞められない理由。 | 1 | 2011/04/24 01:00 |