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[1015] 底冷えクリスマス

投稿者
編集委員
投稿日
2010/12/24 12:29

底冷え不況がつづくなか、今年もめぐってきたクリスマスイブ。あのバブル華やかなりし頃、ほどほど金回りのいい若者たちがステキなイブを過ごすために押し寄せた「赤プリ」も、今夜が最後のクリスマスに。
プレゼント相場は続落、昨今では自宅で鍋が主流とか。

皆さんはどんなふうにお過ごしですか?

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[1016] Re:底冷えクリスマス

投稿者
島田陽一(仮名)
投稿日
12/25 22:22

 バブル華やかなりしころ、ちょうど高校生でした。
 テレビでは「トレンディードラマ」が流行り、東京はこんなにおしゃれなところなのかと、地方の田舎からは感じられました。実際には大したことはありませんでしたが。
 一方で「クリスマスになると、レストランやホテルが満杯になるらしい」という浮かれたニュースをみたり、地価・株価の異常な値上がりを見るにつけ「こんな状態が長く続くわけがない」とも感じていました。

 アメリカの有名な投資家が、80年代に入った時点で既に「日本にこれといった有望な投資先が見つからない」と言っていたそうであります。
 バブルの狂騒は、実業に対する真っ当な投資に向かわなくなった資金が、株や土地などの「何かを生産するわけではない資産」に向かい、投機的な値上がりを招いたのではないかとも思われます。こうしてみますと、90年代からの「失われた20年」の始まりは80年代から既に始まっていたということになりそうです。

 景気の話となるととかく経済学者の分析などが取り上げられますが、どうも原因はそういった経済ではない別のところにあるように思われます。例えば法人税の税率を下げたときのマスコミの反応ですが、「実は納税している黒字企業は3割以下」「その企業も実は様々な優遇策などで実際に最高税率で払っている企業などいない」といったことを後から言います。「法人税を国際的な基準にまで下げるべきだ」ということを散々言っていたのにです。実態と名目とが乖離してしまうとこういった変なことが起きてまいります。
 携帯の料金プランではありませんが、制度を複雑にすることで適正な判断をさせにくくするということが、この国ではどうも多いように思われます。
 一時期「シンプリシティ」というキーワードが流行った時期がありますが、そういった観点での「仕分け」をする必要があるのではないでしょうか。「keep It Simple」という原則もあります。
 住んでいる人にとってですら「複雑怪奇」な国ですから、金回りの悪くなったいま、魅力は乏しいと思われます。

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[1017] Re:底冷えクリスマス

投稿者
兵藤
投稿日
12/25 22:53

大雪が降っている地域なので家に缶詰状態ですね。
料理は余っている食材を消化する事も兼ねて鍋で。

ただ、近所に教会があるので雪が街の雑音を吸収する中で
賛美歌が聞こえてくるというのはクリスマスっぽくて
良かったと思います。

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