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No.1081に関するツリー
- ▼-サブカル展、苦情メールで中止に [Web多事争論編集委員] (2011/02/04 18:05)
- ├Re:サブカル展、苦情メールで中止に [長文] (02/06 21:12)
- ├Re:サブカル展、苦情メールで中止に [島田陽一(仮名)] (02/07 00:53)
- └Re:サブカル展、苦情メールで中止に [木村] (02/12 23:15)
[1081] サブカル展、苦情メールで中止に
- 投稿者
- Web多事争論編集委員
- 投稿日
- 2011/02/04 18:05
ちょっと遅いですが・・・。
2日、東京の「西武百貨店渋谷店」で開かれていたサブカルチャー展が、
会期の途中で中止となりました。
「展示内容が百貨店にふさわしくない」という苦情メールが
数件寄せられためだといいいます。
展示されていたのは、
絵やフィギュア(人形)、写真などおよそ100点。
西武側は、
「一部のお客様であっても
不快感を与えたとしたら続けるわけにはいかない」と
中止を決めたそうです。
皆さんはこの出来事をどうご覧になりますか?
[1088] Re:サブカル展、苦情メールで中止に
- 投稿者
- 長文
- 投稿日
- 02/06 21:12
サブカルくらいいいじゃないか、というのが率直な印象です。
が、ひねくれている私は別の視点でも考えてみたいと思います。
現在、百貨店業界は冬の時代で次々と閉店し、支持を失っている状況です。
そんな中で「百貨店はこうあるべきだ!」というファン(?)がいるということは、
迷惑かもしれませんが、百貨店としては有難い話かもしれないな、とも思いました。
何やっても一切興味持たれなくなったらお仕舞いですから。
そういえば、フランスのベルサイユ宮殿でも似たような話がありましたね。
[1089] Re:サブカル展、苦情メールで中止に
- 投稿者
- 島田陽一(仮名)
- 投稿日
- 02/07 00:53
3年前、日教組が全国集会を行うために予約した会場を、事後になって「顧客や周辺住民に迷惑になるから」と契約を一方的に取り消したのはプリンスホテルでした。
西武つながりで、ふと過去の記憶がよみがえったわけですが、組織としてどういった統制がとられているのかと心配になります。
よく子供が「やっぱりやめた」という、論理的にも倫理的にも破綻したことをいうことがありますが、それがまかり通ってしまうのは、組織としての意思決定プロセスに何らかの問題を抱えているのではないかとも思ってしまいます。
[1112] Re:サブカル展、苦情メールで中止に
- 投稿者
- 木村
- 投稿日
- 02/12 23:15
まあ、所詮”サブ”カルチャーですからね。嫌がる人もいるでしょう。メインになれないもしくはならないのは理由があるわけです。
正直今の時代、”とりあえずやって、文句が出たらやめればいい”という企画の立て方は仕方がありません。
文句を言われることを恐れていれば、新しいことは出来ません。しかし最終的に開催をやめさせることを目的とした文句を言う人もおり、その対応は最悪裁判を抱えながらの開催という金やら時間やらが大量に必要なものです。しかも、開催をやめさせようとする人にテレビなどが便乗することもありますので、開催を続ける事がデメリットだらけになることもあります。
とはいえ西武百貨店渋谷店がどのような企画の立て方をしたのかはわかりません。
そして今までの展示会などに苦情メールが来ていたのか、また来ていたのならば、同じ対応をしていたのかもわかりません。
さらに言えば苦情メールが匿名であったのか、それとも実名であり、それがいわゆる”力”のある方だったのかもわかりません。
大体、自分の耳を引きちぎったような人間の自画像を芸術ともてはやしているのに、どんな作品が問題になるのかよくわかりません。
マグロの解体ショーというのは、よく聞きます。しかし、豚や牛、羊の解体ショーというのはなかなか聞きません。
当然、後片付けが大変であるとか、道具の持ち運びが大変とか理由はあると思いますが、少なくても日本では、人気が出るとは思えません
しかし、狩猟民族を先祖に持つ人たちには普通のことで、祭りのイベントとして行われていると聞きます。
何がいいたいかというと、世界的にはメジャーであっても日本ではマイナーなものもあるということです。
かつて”百”貨店は、海外の、いわゆる舶来品を手に入れる場所、いわばグローバルを感じられる場所でした。それはいわば、別の価値観に触れる場所といえるのではないでしょうか?
しかし、インフレが起こったのかいまや百程度では、日本のものを扱うだけでもオーバーしているということでしょうね。