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No.1379に関するツリー
- ▼-心を動かす政治 [web多事争論編集いい員] (2011/06/22 23:56)
- ├Re:心を動かす政治 [イソップ] (06/23 17:14)
- ├Re:心を動かす政治 [長文] (06/25 01:04)
- ├Re:心を動かす政治 [自由自在丸] (06/27 18:18)
- ├Re:心を動かす政治 [ふるさと再生仕掛人] (06/30 16:58)
- │└Re[2]:心を動かす政治 [自由自在丸] (07/06 23:26)
- ├Re:心を動かす政治 [gaihan] (07/01 22:26)
- ├Re:心を動かす政治 [イソップ] (07/04 19:12)
- ├松本前大臣の騒動について [長文] (07/11 22:26)
- └松本前大臣の騒動について その2 [長文] (07/11 22:26)
- ├Re:松本前大臣の騒動について その2 [傑作かな] (07/13 21:04)
- │└Re[2]:松本前大臣の騒動について その2 [下上] (07/15 21:58)
- ├Re:松本前大臣の騒動について その2 [長文] (07/17 19:38)
[1379] 心を動かす政治
- 投稿者
- web多事争論編集いい員
- 投稿日
- 2011/06/22 23:56
東北の被災した人たちを応援するための応援歌。
知り合いの熱意さる学生さんが
つくった曲ですが、まずは、これをお聞きください。
http://www.youtube.com/watch?v=hFvrW7yo2cU
政治家が、「被災者のために...」と語る言葉と
この曲が放つメッセージを、
思わず比較してしまう...。
人の心を動かし、社会を動かす...。
それが政治ではなかったのか..。
========
<ご参考までに>
http://zin-sil.com/oyaji-tokusetu.html
[1382] Re:心を動かす政治
- 投稿者
- 長文
- 投稿日
- 06/25 01:04
進新人類のスタッフの方ですね。
頑張って欲しいです。
政治家であっても、
被災された政治家の方は与野党問わず重いメッセージを発していらっしゃるように感じます。
それが伝わっていないというのも問題なのかもしれません。
[1384] Re:心を動かす政治
- 投稿者
- 自由自在丸
- 投稿日
- 06/27 18:18
ミュージシャンの楽曲を通じて発信するメッセージと政治家が発信するメッセージを同列に並べて批評する意味はあるのでしょうか?
音楽に込められたメッセージは耳に心地よく響くでしょうし、聞いた人の心をダイレクトに揺さぶる力はあるとは思います。
けれど、音楽(もしくは言葉や映像、演劇など)のもつ力の及ぶ範囲や力というものは限定的だと思います。
そしてその分、発信者が自分のメッセージに対して持たなくては行けない責任も限定されていると思います。
もちろん、政治や政治家の発言の影響力も限定的だと思います。
ただ、その影響力の範囲や強さ、言動への責任などはより大きく深いものになると思います。
政治や行政に携わる人間が裏付けのない口先だけの耳に心地よい内容が満載のメッセージを発信することは、長い目で見れば逆に失望をより大きくすることになりかねないと思います。
政治の力と文化の力は対立するものではなく、お互いに補完し合うものだとぼくは思います。
政治で人の心の奥底は癒せませんし、勇気を呼び覚ますこともできないでしょう。
そして一方で歌うことだけでは作り上げられないものやどうしようもないことだってたくさんあるのではないでしょうか?
善意だけで壊れた港が元に戻りますか?
落ちた橋が架け直されますか?
食料や日用品の供給が改善されますか?
ミュージシャンにそんなことをやってくれとリクエストしてもしかたがないですよね。
そういうことができないからといってミュージシャンは復興の役に立たないと言う人がいたらおかしいと感じませんか?
音楽や他の表現の持つ表面的な心地よさだけを取り上げて政治への不信をあおるみたいな言い方は、復興への道筋を却ってじゃますることになるのではないかと感じるのですがいかがでしょうか?
[1390] Re:心を動かす政治
- 投稿者
- ふるさと再生仕掛人
- 投稿日
- 06/30 16:58
こういう場があることがいいことだと思います。
もっともっと若者が書きやすい「論」じやすい環境が、今の世の中に必要ではないでしょうか?
音楽で勇気もらえる人は沢山います。そういうことで義援金など集め貢献している方々が沢山います。
スポ‐ツなども同じです。
その集まったお金が活かされて居ない現状や、復興の遅れや眼に見えない形の不安が前に進まない?いらだたしさになり若者が政治離れするのではないでしょうか?
政治家が地方の代表でありながら、その地方の出来事把握していない現状があると思います。
もっと世の中が動くように、政治家も地方に住むべきと私は思います。選挙の時しか顔を出さないことが、身近に感じない原因のように感じてなりません。まだまだ雲の上の政治と言うイメ-ジは拭えません。
地域を知る学びが、各県でもワ-クショップなど定期的に公開される税の使い方が出来る政治にシフトすべきだと感じます。
地域は地域の特色で違います。国民参加型の政治が出来たなら素晴らしい世の中になっていくと思いたい。世直しが必要です。官僚政治ではない見える政治を。
[1394] Re[2]:心を動かす政治
- 投稿者
- 自由自在丸
- 投稿日
- 07/06 23:26
ふるさと再生仕掛人さんの地元では国会議員と地方議会議員という区別はないのですかね?
国会議員は国のために働きますし、県会議員や市会議員などはそれぞれの地方自治体を中心に活動します。
地方選出であっても国会議員は必ずしも地域の利益だけを追求するわけではりあませんし、地方に張り付いていてはそもそも国会に出席することもできないと思うのですがいかがでしょうか?
国会議員の中には実際に自宅や実家が震災の被害に遭われた方もいらっしゃいます。
けれども、国政の場で復興や援助を進めることが地元に貢献することになると信じても精神的に辛い思いをしながらご自分の仕事を進めていらっしゃいます。
そういう姿勢を「地元に対する愛情が足りない」と簡単に論じてしまうのはいくらなんでも物事を一面的にとらえすぎているのではないですか?
地方の活性化にたいする取り組みが弱いと感じられるのなら、まさにそのためにそれぞれの地域の事情にあった小回りのきく活動を行うために地方議会というものがあると思うのですがどうですか?
ぼくの住んでいる地区でも、活動の説明会を行ったり、住民の意見を吸い上げるための集会などをされている議員さんはいらっしゃいます。
ふるさと再生仕掛人さんの地元にもそういう活動をしている政治家はきっといるのではないかと思うのですが・・。
[1391] Re:心を動かす政治
- 投稿者
- gaihan
- 投稿日
- 07/01 22:26
音楽という特性を考慮しても「かっこつける」必要があるのか?
小田和正、や中島みゆきのようなやり方がしっくりくる。
音楽でいうならBACHなど圧倒的な楽曲に酔いしれたい。
[1398] 松本前大臣の騒動について
- 投稿者
- 長文
- 投稿日
- 07/11 22:26
イソップさんも仰っていますが、最近一番心動かされたのは松本前大臣の言葉ですね。
あの動画を最初に見た瞬間に凍りつきました。
松本前大臣について単独でスレが立つだろうと思って今までレスしてこなかったのですが、
立たないのでこちらで意見を述べようかと思います。
あの一連の騒動で私は政治家の言葉を伝えるメディアの姿勢に対して
今一度疑問を強くしました。
以下4点ほど気になった点を書きます。
1.復興大臣というポストはここまで軽いものだったのか?
復興担当大臣は、今後の復興を最前線で担う大切なポストであって、
そこに誰が就任し、どう行動するかという話題は極めて重要なもののはず。
スマトラ島沖地震の際、
復興庁を創設し強い権限を与えたことで復興のスピードが段違いに上がったという
記事を読んだことがあります。
日本でも復興庁の創設が企画されていますが、
復興担当大臣は復興庁の道筋を作るためのポストでもある。
それほどのポストに最初に就いた人物が、言わば投げ出すように辞めてしまったことに対して
メディアの怒りが足りないように感じます。
まるで「厄介な話題がなくなってよかった」とでも言うかのように
サラッと終わらせてしまったことが私には納得できない。
辞めれば一区切り付くのは確かですが、
ポストの重さを考えれば、松本龍さんの責任は大臣を辞めて済むものではないと思いますし、
今のメディアの伝え方では、復興大臣というポストの重要性を全く感じられません。
2.松本龍前大臣が就任する際に何故もっと情報が出てこなかったのか。
最初の話題とリンクしますが、復興担当大臣という重いポストに最初に就く方が
一体どんな人物なのか、メディアはほとんど報じてなかったように感じます。
伝えられたのはサングラスの件と「民主党も自民党も公明党も嫌いです」という言葉だけ。
彼は防災担当大臣としてあの大震災でも行動していたはずなのに
就任時に、その評価が全くされていなかったことを私は覚えています。
どのメディアも松本さんについて掘り下げなかった。
この騒動の際に、「防災大臣時代にほとんど活動していなかった」という情報を見ましたが、
メディアは騒動後も触れないままでした。
あれだけ「復興が遅い」と不満を漏らしていたマスコミが
防災担当時代の話にほとんど触れないというのも気持ち悪いものです
まぁ直に辞める菅内閣の大臣ですから、伝える必要性も感じなかったのかもしれませんが。
[1399] 松本前大臣の騒動について その2
- 投稿者
- 長文
- 投稿日
- 07/11 22:26
3.地元東北のローカルテレビが一連の発言を伝えてなければどうなっていたか。
私が最初にこの件を報じているのを見たのはフジテレビです。
サッカーのシーンと「東北はどの市がどの県にあるのか分からない」というシーンを
報じていましたが、宮城でのオフレコ発言は一切流していませんでした。
私は「東北の市云々」発言に驚いて(後でこの発言がジャブでしかないことをしりましたが)
ネットで報じられるニュースを調べましたが、
朝日新聞が少し厳しめに報じている程度で、その朝日ですらオフレコ発言は報じていませんでした。
この時点でも私は松本さんが大臣としてふさわしくないという感想を抱いていましたが、
絶対に辞めるべきだという感想は持っていませんでした。
決定的に変わったのは、深夜にYoutubeで東北ローカルテレビのニュースを見てからです。
見た瞬間に「これは辞めざるを得ない」と思いました。
皆さんもあの動画を見てなければ辞めるべきとは思わなかったのではないでしょうか。
これは私の妄想かもしれませんが、
もしあのYoutubeの動画が流れていなかったら、マスコミは事実を報じず
「なかったこと」になっていたのではないかと思うのです。
事実、あの動画以前に書かれたであろう翌日の新聞各社の記事では
大きな扱いではなく、また松本大臣が辞めるべきという意見もほとんどありませんでした。
私はネットの影響をそれほど評価していませんが、
今回の件は尖閣事件とならんでネットがメディアを動かした事件であると思っています。
もし動画が流れていなければ…果たして我々は事実を知りえたでしょうか?
4.一連のオフレコ発言の扱いが小さいのは何故か?マスコミは怒らないのか?
一番の疑問はこれです。
「書いた社は終わりだから」という一言に対して、異常に静かなマスコミの皆さんですが、
どうしてもっと怒らないのか、さっぱりわかりません。
理由として考えられるのは
・ただの冗談だと思った
・実はよくあることで、脅され慣れてる
・国民に伝えるほどじゃないと判断している
この辺りだと思われますが、どれなんでしょうか。
言論の自由を封じるような発言に私などは思ってしまうのですが、
業界ではよくあることなんでしょうか。
番組によっては、「松本さんはあんなことを言う性格じゃなかった」とか、
「松本さんは昔からあんな性格だけど悪気はない」という話を伝えたり、
(この二つの擁護は全く真逆のことを言ってるのが笑えますw)
或いは、村井知事が進めている特区に反対だったからあんな態度になったという
松本前大臣の言い分だけを報じたりしていましたが、
漢字の間違いや絆創膏で楽しげに騒ぎ続けていた同じマスコミの皆さんとは思えないほど、
ずいぶんバランスを考えられてるなぁと思いました。
私から言わせれば、直立不動の達増知事に気を良くし、
待っていなかった村井知事に臍を曲げて恫喝する、
松本龍さんはその程度の人です。
あの言葉遣いや態度を動画で見れば、なんの深謀遠慮もないことは明らかです。
どんな擁護も入りようがないのに、マスコミの皆さんはずいぶん頑張ってるなと思いました。
私は今回の件で、マスコミに対する失望を深くしつつ、
一方でネットの影響力というものも考え直さなければいけないなと思いました。
政治家の発言力というものも重要ですが、
それを伝えるマスコミの姿勢というのも重要じゃないでしょうか。
[1402] Re:松本前大臣の騒動について その2
- 投稿者
- 傑作かな
- 投稿日
- 07/13 21:04
「オフレコで」といわれれば矢張り言葉通りに守らなければ、職業ジャーナリストとして失格では。
オフレコを報じないという信頼性がそれこそ、信頼できるジャーナリズムを作ってきたのです。
という建前論を何度聞かされてきたことか、市民に信頼されるか否かという視点が根底になければならない。
それは今の報道界の大半には無理なことでしょう。
[1404] Re[2]:松本前大臣の騒動について その2
- 投稿者
- 下上
- 投稿日
- 07/15 21:58
オフレコは、会話の最初に宣言しておかないと意味が無いんですよ。
そもそも、あのような場では記録されている事は当然の事であり、マスコミには発言の内容を報じる権利がある。
それを後付けでオフレコにするのは、言論統制になるんですがねぇ。
今回の東北放送さんは「知る権利」を守った事で非常に評価できますが、キー局は各社足並みが揃ってから批判を始ている。
場合によっては、報道されなかったのではとの疑念すらあります。
一体何の為のマスコミなのか、解かりませんねぇ…
[1406] Re:松本前大臣の騒動について その2
- 投稿者
- 長文
- 投稿日
- 07/17 19:38
日刊争論の編集委員の方が単独スレを立ててくださって恐縮の至りですが、
こちらでレスを頂いたので、申し訳ないですが、ここで返信したいと思います。
>傑作かなさん
>市民に信頼されるか否かという視点が根底になければならない。
全くおっしゃる通りだと思います。
近年ネットを中心にマスコミ批判とマスコミ不信が定着してきていますが、
その根底にあるのは
・何故報じるべきことを報じないのか?という点
・何故歪めて報じるのか?という点
の二点であると思います。
海外でのウィキリークス旋風も根っこは同じものでしょう。
ネットという情報網が発達したことで、
大手メディアが報じていないニュースや述べられない意見が読めるようになりました。
この変化はかなり重大なことであると思うのですが、
大手のメディアはこの変化に疎いか、或いは侮っている感があるように見えます。
加えて記者クラブの弊害や、マスメディア全体のレベルの低下も
ネットに限らず主張され始めたことで、いよいよマスコミに対する不信が高まっています。
当然ですが、ネットで流れているニュースや意見はすべてが正しいものではありませんし、
マスメディアが伝えられる情報も物理的に限られており、
何でもかんでも伝えられるわけではないでしょう。
それでもマスコミに対する不信が広まっているという事実に対して、
いつまでも斜に構えて無視し続けることが出来るとは私は思いません。
これらの不信や批判に鈍感であることは、
突き詰めて言えば、画面や紙面の向こうにいる国民、市民を馬鹿にしていることになるのですが、
そのことにも気付いていない。
市民の信頼を失えば、マスコミは存在意義を失ってしまうのにそのことにも気づかない。
傑作かなさんが最初の二行で仰ったような建前やプライドだけが肥大して
身動きが取れず客観視出来なくなっているのが今のメディアなんでしょうね。
今の報道機関がボロボロになれば、初めて気付くんでしょうが、
それでは手遅れなんですけどねぇ・・・。
>下上さん
>キー局は各社足並みが揃ってから批判を始ている。
私が今回一番気持ち悪く感じたのは、
各局の叩き方が「B型や九州人を馬鹿にした」という批判で”足並みそろえて”いたことです。
勿論、B型云々は批判され、ネタにされてもしょうがない言動だったとは思いますが
それにしてもどの放送局も同じような食い付き方をしてる点に大変違和感を感じました。
今回の問題の主題は単なる暴言がどうのだけではないと思うんですけどね。
上で述べたように問題を掘り下げることもせず、表面上で騒ぐのが今のマスコミの限界でしょうか。
逆に今回一番印象に残ったことは、最初のTBC(東北放送)のニュースで
女性アナウンサーが声に怒気を込めていたことです。
(私の思い込みかもしれませんが)youtubeを通して伝わってくる程の怒りを私は感じました。
マスコミはよく被災者の心を代弁していますが、
あの怒りをマスコミはどの程度共有出来てたんだろうか?とずっと思っています。