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No.996に関するツリー
- ▼-天皇裕仁「有罪判決」から10年 [WEB多事争論編集委員] (2010/12/10 06:31)
- ├Re:天皇裕仁「有罪判決」から10年 [長文] (12/10 19:40)
- ├Re:天皇裕仁「有罪判決」から10年 [木村] (12/11 02:57)
- ├「空気」は責任をとってくれない [島田陽一(仮名)] (12/12 16:38)
- ├Re:天皇裕仁「有罪判決」から10年 [木村] (12/17 22:48)
- │├Re[2]:天皇裕仁「有罪判決」から10年 [緩急自在] (12/18 13:05)
- ││└Re[3]:天皇裕仁「有罪判決」から10年 [木村] (12/21 23:54)
- └Re:天皇裕仁「有罪判決」から10年 [岡山] (01/20 18:46)
[996] 天皇裕仁「有罪判決」から10年
- 投稿者
- WEB多事争論編集委員
- 投稿日
- 2010/12/10 06:31
いわゆる従軍慰安婦など戦時性暴力を裁く「女性戦犯国際法廷」から10年が経ちました。民衆法廷ですが、慰安婦問題など人道に対する罪・強姦と性奴隷制に対する責任で、天皇裕仁は「有罪」判決を受けました。この間、NHKの番組を巡って政治介入・自主規制など様々な問題・タブーが浮き彫りとなりました。先日、この10年周年記念シンポジウムが開かれましたが、メディアはほぼ黙殺(街宣車も殆ど見当たらなかったそうですが)。被害者救済のための立法措置も、相次ぐ戦後補償裁判で再三立法不作為を指摘されるものの、国会は機能停止状態です。一方で、当事者は次々と亡くなっています。先の大戦を巡っては、様々な形で証言がなされていますが、やはりなかなか正面切って触れられていないのが「天皇の戦争責任」です。なかなかにシビアな話ですが、あなたにとって「天皇」って結局なんですか?「慰安婦問題」で「裕仁有罪」。私は至極冷静に、当然と受け止めますが、こういうことをネットで書くと、いまだに「炎上」するんですか?
[998] Re:天皇裕仁「有罪判決」から10年
- 投稿者
- 長文
- 投稿日
- 12/10 19:40
炎上するくらい人が来てくれるといいですね・・・。
この「女性戦犯国際法廷」を思い出してみると
最近の在特会とか言う自称右派の方々の行動と個人的に被るんですよね。
在特会の方々にしろ、「女性戦犯国際法廷」にしろ、
派手な活動をしていますが、何ら解決への道を開いていません。
はっきり言ってしまえばただの「自己満足」です。
天皇陛下に対する有罪を舞台の上で言い渡したところで何の意味もない。
ただただ仲間内だけで盛り上がって終わりでしょう。
論理性の欠片もなく、議論の跡もなく、地味でも地を這ってでも解決を目指そうという気もなく、
騒ぐだけ騒ぎ、自分達の気持ちの良い場所で気持ちの良いことをしているだけです。
自分達の行動を客観視することもない。
問題提起をしたという実感はあるんでしょうが、次には何も繋がっていません。
繋がっていないどころか、余計な反発を招き、議論全体を後退させるだけでしょうね。
実際に「女性戦犯国際法廷」はNHKを巻き込んで、
訳の分からない展開をした挙句、何の成果ももたらさなかった。
ここでも何度も言ってきたことですが、
イデオロギーに足を取られ、自己満足の沼の中で遊ぶのはもう止めましょう。
本当に解決を目指したいなら、地味なことでも嫌がらずにやることです。
「天皇の戦争責任」にしても、本当の意味での法的な学問的な議論が阻まれているのは、
結局右にも左にもいる愚かなイデオロギーに縛られた人たちがいるからです。
自分達の仲間内にしか目が向かない人たちが日本を荒らしまわっている以上は、何の解決も何の答えも出てこないでしょうね。
[1001] Re:天皇裕仁「有罪判決」から10年
- 投稿者
- 木村
- 投稿日
- 12/11 02:57
炎上を恐れていらっしゃるような書き方ですね。
炎上はネット上で過激に”否定”されていることとお考えなのでしょうか?
もしそうなら、10年前の民衆法廷で有罪とされた結論をいまだに至極冷静に当然と受け止める方がいるのですから、”こういうことをネットで書くこと”を否定する人がいるのは、10年もたっていない以上当然でしょうね。
炎上とはなんでしょうか?
ブログや掲示板などで、否定的な書き込みや無意味な書き込みが大量にされることだと思っています。
確かに”祭り”のように否定的な書き込みを見てさらに面白おかしくしたいと思う連中がいるのは否定できません。
しかし一番最初の目的は、ある意見に対しての漠然とした否定なはずです。
一見稚拙で、文章にもなっていないものであっても、それは書いた本人にしてみれば”意見”です。
暴論も論です。”多事争論”、”論も愉し”と看板ともいえるWEBページの一番上に大きく書いておいて、逃げてどうするんですか?
炎上しているブログを沈静化させた例はたくさんあります。
炎上を言葉で沈静化させることは決して不可能ではないはずなんです。
それとも、論じようとする人以外こないだろうから、対応策はなくていいやとお思いですか?
店を開けば、よいお客さんだけ来るわけではありません。ややこしいお客さんや、盗みなど犯罪行為をやろうと思う連中もきます。
世の中には、役立たずとやる気がない連中しか与えられずに無茶なプロジェクトを任せられる中間管理職は山ほどいます。予算もない、時間もない、必要な人材もいない。そんな状況でもやらなければいけない事はあるんですよ。環境から、作り始める必要があるんですよ。
論じようともしない書き込みをする人を論じさせようという気にさせる環境作りをすべきだったのではないでしょうか?
人の話を聞き、人に話を知らせる。これが報道の基本のはずです。
玉石混合どころか、泥だらけの中から、ほんのわずかでもそれっぽい書き込みを見つけ、”論”に持って行く。そういったことが出来なければいけないのではないでしょうか?
確かに報道に携わる人にそういう能力を持っていただきたいというのは私の理想です。
報道にもいろんな方がいらっしゃいます。しかしそれ以前に、問題とすべきは炎上に対する姿勢です。
自分たちに都合のいい部分のみを求め、都合が悪ければ無視する。都合の悪い事が続けば、ほとぼりがさめるまで沈黙する。
そう見えても仕方がないと思います。
”炎上”もまた人々の声ということを忘れないでもらいたいですね
「天皇の戦争責任」や「慰安婦問題」については改めて投稿させてもらいます。
[1004] 「空気」は責任をとってくれない
- 投稿者
- 島田陽一(仮名)
- 投稿日
- 12/12 16:38
最初の問いかけは論点が2つあって混在しているように思われます。
・昭和天皇が戦争犯罪人であると思うか否か
・日本における天皇制に対する「アンタッチャブル」な空気をどう思うか
両方とも大きなテーマでありますし、様々な議論が既になされてきてもおります。
ここでは、この2つを包含するものについて述べてみたいと思います。
それは
・筑紫哲也さんが「空気」と呼んで嫌っていたもの。
・阿部謹也さんが「世間」と呼んで「対象化」を試みたもの。(阿部謹也氏は社会学者)
つまり、
・無責任で正体が掴めないくせに、とてつもなく強大な力で本来自由であるはずの個人(市民)を縛り、時には世界全体に災厄をもたらすもの。
であります。
私たちが「空気」や「世間」の奴隷と化している状態というのは大変危険でありますが、無意識のうちにそうなっていることもあります。
戦時中の日本は「国体思想」という空気が支配していたと言えるでしょう。当時の軍部には「国体を守るためには、一時的に昭和天皇の意思に背くこともやむを得ない」として敗戦の玉音放送をやめさせようとしたグループもいたようです。つまり、天皇個人よりも「天皇制による統治体制」が軍部にとっては大事だったというわけです。
私たちはそういった「空気」というものに対して、少なくとも民主主義を支える市民としては無防備であってはならないわけです。
そのために必要なことは、実は単純で
・現場に行って自分で確かめること(証拠や証跡を確認する)
・仮説を立て検証すること
・それらをしないまま他者の意見を鵜呑みにはしないこと
の3つであります。単純だから容易かというとそうでもありません。
ジャーナリストは本来それを手助けしてくれるものであったはずなのですが、今はむしろ「空気製造機」になっているようにも思われます。
[1007] Re:天皇裕仁「有罪判決」から10年
- 投稿者
- 木村
- 投稿日
- 12/17 22:48
慰安婦問題についてなんですが、現在の”職業に貴賎はない”という考え方やら、最近の女性の性への対応を考えると、”特殊な”いわゆる、別案件として考えるべき事かということについて検討が必要ではないかと思います。
当然、問題がないなどという気はありません。
しかし、現在、裸でエアガンを撃たれる女性や、男性器にコンクリートブロックを置かれる男性の動画が流通している状況で、どう思えるかを考えると、問題意識が薄れるのも事実です。
当然、価値観が変わってきたこともあります。かつて貧困の象徴であった、あわやひえ、むぎ、大根が混ざったご飯は、デイエット食として普通に食べられています。それどころか、つい最近喧嘩の原因になった灰皿テキーラはすでにホストクラブ等の看板メニューとなり、ネタになっています。
ですので、現在の価値観、しかも私の価値観で話をさせてもらいます。
問題があるようでしたら、ツッコミよろしくお願いします。
まず、慰安婦の仕事なんですが、いわゆる性風俗に関わる仕事です。
性風俗の仕事がそれほど悪いことですか?
母親がその仕事をしてくれたおかげで大きくなった人もいます。貧乏学生が、そういった職業の女性を恋人に持ち、大学を卒業した話もよく聞きます。
もし貴賎があるとしたら、どちらかといえば、”貴い”ほうに位置する仕事だと個人的に思います。敬語をつかうべき仕事ではないでしょうか?そういえば、相手に敬語を使わなければいけない風俗に行ったことがありますが、なかなか趣があります。機会があったらぜひ行くことをお勧めします。
これだけでは、助平なおっさんが、すけべを擁護しているだけのようですので、すこし別の話をさせてもらいましょう。
障害認定を持っている友人がいます。どういう人かをいう気はありませんので、必要なことのみ言うと、自分で性処理をしにくい体をしています。
当然性衝動というのは男性はほぼ間違いなく持っており、それを我慢しすぎると情けない姿で洗濯をしないといけません。
その友人は、女性が好むようなタイプではないみたいですので、性処理を手伝ってくれる知り合いの女性はいませんし、個人的志向で、私を含む男性に性処理を手伝ってもらおうとしません。まあ私も頼まれたら、大変困りますが・・・
となると、プロフェッショナルに頼むしかないわけですが、大変愉しいらしいです。彼の言葉を借りると"至福”らしいです。
介護問題でも同様の問題が発生していると聞きますが、話題としてなかなか論議が出来ない風潮があります。
そういった議論が出来ない中で、それなりに仕事として確立していることはすばらしいことではないでしょうか?
ですが、胸を張ってすべきというつもりはないですし、どうしてもいやという人に無理やりさせるべきではありません。
とはいえ、環境や自分の資質などで選択肢がほとんどないという時代もあります。
今まさしくその時代です。現在仕事は少ないですし、政府は、介護や農業などを推奨しています。
もし、その進めに応じ、介護に就職した結果、労働災害にあった場合、国を訴えることは出来るのでしょうか?
いやな仕事は、いくらでもあります。しかし、いろんな問題でその仕事に就かなければいけないということはあります。
当然、仕事の内容を偽った、もしくは詳しいことを説明しなかったということについては、問題があります。
しかし、状況が変わることは多いはずです。特に人間相手の仕事は。
この多事争論を管理されている方がどういう方かは知りません。自分でやりたいといったか、上司にやれといわれたか、どちらか知りません。
もし、やれといわれていたとしたら、その時どういう説明を受けたでしょうか?
炎上したり、何でもかんでも世代交代に結びつけるアホの相手をすることになると説明されましたか?
もし、説明されなかったら、誰かを訴えるべきでしょうか?
現在理解をしやすいのは、労働環境や労働条件が過酷であったことでしょうか?
特に、その当時避妊の技術も知識も特にないはずです。また性病に関しても予防は難しいと思います。
あと、給与の不払いなどについてはすぐに問題がある事はわかります。
ということは、ただの労働問題です。
すこし女性戦犯国際法廷をインターネットで調べたところ、主体となったのはキリスト教の方らしいですね。
キリスト教では、婚前交渉を否定して、買売春も禁止しているところが多いと聞きますので、そういった状況を国が作ったということは、罪であると考えるのは筋が通っています。
しかし、婚前交渉で子供が出来たカップルを、授かり婚だの出来ちゃった婚だのいって、応援しているテレビの方が、この判決の結果を肯定するというのは、なんだかおかしいような気がします。
そしてその結果、性風俗に関わることを間接に貶めることになるように判断するような風潮になっていませんでしょうか?
性風俗の業界は、確かに色々と問題はあるように思います。
給与が良い人は相当良いため、金銭感覚が狂う人もいるでしょう。いわゆる裏業界の人多いでしょう。
それら以外でも、こういった性風俗に関わることを間接に貶める風潮が、ますますややこしい状況になってきているような気がします。
今年の春、キャバレーで働いている女性がデモ行進を行いました。色々な業界は変わっていこうとしています。
少なくても、”性風俗の業界で働くことが恥ずかしい”という、職業差別意識をなくすことが、必要なことではないでしょうか?
もし、いわゆる本番行為が合法となり、その仕事の名称が”慰安婦”(今だと”慰安士”でしょうか?)、になり、”結婚したい相手の職業”や、”なりたい職業”の上位に”慰安婦”がなった場合、この問題はどうなるのでしょうか?
”キャバ嬢”が女の子のなりたい職業の上位になった今、絵空事ではないと思いますがねぇ・・・
[1009] Re[2]:天皇裕仁「有罪判決」から10年
- 投稿者
- 緩急自在
- 投稿日
- 12/18 13:05
すべてを現在の価値観から判断してしまうと、本質が見えなくなる一方だと思います。
「現在の視点」という枠をはめれば、歴史は大半が「大したことではない」「仕方がない」と思えてしまいますが、いかがでしょう。
戦時中という状況で、果たして彼女たちの中に、
「自発的に慰安婦になったものがどれほどいたのか」
「選択する権利があったのか」
ということが大事ではないでしょうか。
現在の風俗産業とは論点がズレているのではないかと私は思います。
[1012] Re[3]:天皇裕仁「有罪判決」から10年
- 投稿者
- 木村
- 投稿日
- 12/21 23:54
現在平和な時代にあるにもかかわらず、同じような問題が発生しているのに、過去の問題のみを取り上げるのはいかがなものでしょうか?
当然過去の問題を解決することにより現在の問題が解決するならば良いですし、そういった問題解決の方法を模索しているのならば、何の懸案もありません。
しかし、こういった過去に起こった不幸なことの理由をすべて戦争に求め、戦争を起こさなければ、問題は起こらなかったという話になっていないでしょうか?そして戦争を起こした理由を何かに求めているから、このようなトピックが立つような気がします。
現在と過去はつながっています。
過去の問題は現在でも起こりうると考えなければいけません。そして過去に起こった問題を、現在の私たちはどのようにして解決するのかを考えるうえで、現在の価値観をもって解決していかなければいけないと思います。
歴史を見るなかで「大したことではない」と判断されるようなものは、先人もしくは今現在の人間の努力による技術やシステムの拡充などで「大したことではない」ことにしてしまったことです。
それに対して「仕方のないこと」は未だに解決がされていない事柄です。
歴史から学ぶということは、いわゆる歴史的な悲劇などを、再度起きないようにするか、起きても修復可能にすることであり、「大したことではない」ことにすることだと思います。
かつて黒死病と呼ばれ、人々を不信感に落としいれ、世の中を混乱の渦に巻き込んだペストは、現在きちんと処理さえすれば、大した事ではありません。
それは医療の充実のおかげであり、栄養摂取が可能な清潔な環境を作ったおかげです。
しかし、いまだ仕方ないとあきらめなければいけないこともあります。
さらに、仕方ないとあきらめられなず、問題になっているものもあります。
平和な現在でも、自発的になりたい仕事はほとんど求人はなく、仕事を選択する権利がない若者が多いというのが実際のところです。
それも、努力をした結果、大学を卒業したり、弁護士の資格を取ったにもかかわらず、家族を養えられないし養えられる可能性もない、それどころか飯がきちんと食えるという確証のない仕事しかないという人もいる状況です。
そんな中、親の介護などの理由で現金収入がほしいために、性風俗の仕事につく女性を"被害者”としてマスメディアは報道するでしょうか?もちろん男性もですが。
当然今の不況の原因は今の政府だと、あーだこーだと批判していますが、解散した場合批判を続けますか?
現在の慰安婦問題はあくまで不当な労働条件で働かされたということや、賃金の未払いという話にすべきだと思うんですよ。
戦争というものがどういうものであるのかの受け取り方はは、人によってちがいます、
しかし私は、次のように思っています
不況やシステムの不備、そして一般人の小さな責任逃れ等の小さなゆがみが権力者に統括され、権力者がそのゆがみの解決策を他国へ求めたとき、それが無茶な要求となって相手の反感を買ったり、直接的な侵略になることだと。そして、その結果、さらにシステムの不備が明確になりさらなる悲劇が生まれる。
不況や一般人の責任逃れなどは、戦争によりうやむやになることが多いですが、システムの不備はさらに大きくなります。
システムの不備の代表的な例が労働問題だと思うんですよ。
特に性風俗に関しては、システムの不備が大きいと思っています。
ここに書きましたが”キャバ嬢のストライキ”という本来労働者の当然権利であるストライキもニュースになる状態です。
性処理をしてくださる仕事につく方はストライキすら出来ない状態でしょう。
また金銭的な問題やストーカーなどの被害が通常の仕事よりあう確立が多いという話も聞きます。
それは、性風俗に関わる人間を特殊な人間と思い、ある意味、軽視していることから、そういうことが起こっているのではないでしょうか?
その解決方法のひとつが、性風俗に関する職業がきちんとした職業であるという風潮を作ることだと思うんです。それによりきちんとした労働組合が作られ、ちゃんとしたルールが作られる礎になりシステムの不備が解消されると思います。
ですから、慰安婦問題を、今のようなやり方でやっていくと、性風俗の仕事を貶めている面があるということです。
緩急自在さんのおっしゃっていることは、逆に言えば、”慰安婦は選択する権利のない人がやる仕事であり、
自発的になる人がそれほどいない特殊な仕事だ”とおっしゃっていることになりませんか?
そういうつもりがなくてもそういう受け取り方をする人がいないと言い切れますか?
こういった風潮のなかで、かつて慰安婦であった人間が、自発的になったといえるでしょうか?
1年前、民主党を応援し、政権交代をあれほどやるべきだといっていた"テレビに出ている人たち”は、今の民主党のへたれ度が表面化され、民主党に対する不信感が広まる中、どのように言っていますか?
民主党にだまされたと言い出しています。
”テレビに出ている人たち”でも、このようなことになるのですから、普通の人なら意見が代わる可能性はあります。
現在の”慰安婦問題”の取り上げ方は、かつての自分の判断を否定しなければいけない状況に追いやっているという問題も含んでいるような気がします。
当然価値観というものはあります。
当時の朝鮮半島はどのような価値観を持っているかはわかりかねます。
しかし儒教の国という面から見て、貞操観念が高かったと考えれます。
ですが、同じく儒教の国から見て、年老いた親の面倒を見るため、自分の貞操観念を抑えても何かをしなければならなかったとも考えられます。
現在でも、性風俗に関わる仕事に就く女性がいないかといえば、いると答えるべきですし、少し前はその仕事をしに、日本に来られていた方もいらっしゃったという記憶があります。
今の日本もどうなのかといいますと、認めています。
そして認めているけれど、身内になってほしくないという、いいとこ取りをしようとしている状態です。
厳格なキリスト教徒のように認めていないというのなら話はわかるのですが、同じような職業を認めていてそのことを問題にすることが良くわかりません。
過去の問題をきちんと考えるというのはいいと思います。しかし、それにより、現在のだれかに問題が発生したり、問題がややこしくなる可能性があるようなやり方はやめていただきたい。
そして戦争を論点とするのならば、慰安婦問題をわざわざひとつの問題として取り上げていることこそ、論点をズラしているような気がしたため、あえて別投稿とさせていただきました。
[1058] Re:天皇裕仁「有罪判決」から10年
- 投稿者
- 岡山
- 投稿日
- 01/20 18:46
全然知りませんでした。
有罪か無罪か問われると当然有罪と思います。
国のトップでしたから。
ただ天皇一人に責任をというのはちょっと可愛そう
という気がします。
何もかもお一人で決めた訳でもないと思う。
内閣が決めたらそれで好いとしか言えなかったのでは?
責任を取らないこの国の姿です。今もそう。
あれもこれも人が悪い、私じゃないという。
戦後処理が出来ていないから日本の国が責任の所在を
はっきり言えない。違います?