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[1007] Re:天皇裕仁「有罪判決」から10年

投稿者
木村
投稿日
12/17 22:48

慰安婦問題についてなんですが、現在の”職業に貴賎はない”という考え方やら、最近の女性の性への対応を考えると、”特殊な”いわゆる、別案件として考えるべき事かということについて検討が必要ではないかと思います。
当然、問題がないなどという気はありません。
しかし、現在、裸でエアガンを撃たれる女性や、男性器にコンクリートブロックを置かれる男性の動画が流通している状況で、どう思えるかを考えると、問題意識が薄れるのも事実です。
当然、価値観が変わってきたこともあります。かつて貧困の象徴であった、あわやひえ、むぎ、大根が混ざったご飯は、デイエット食として普通に食べられています。それどころか、つい最近喧嘩の原因になった灰皿テキーラはすでにホストクラブ等の看板メニューとなり、ネタになっています。

ですので、現在の価値観、しかも私の価値観で話をさせてもらいます。
問題があるようでしたら、ツッコミよろしくお願いします。

まず、慰安婦の仕事なんですが、いわゆる性風俗に関わる仕事です。
性風俗の仕事がそれほど悪いことですか?
母親がその仕事をしてくれたおかげで大きくなった人もいます。貧乏学生が、そういった職業の女性を恋人に持ち、大学を卒業した話もよく聞きます。
もし貴賎があるとしたら、どちらかといえば、”貴い”ほうに位置する仕事だと個人的に思います。敬語をつかうべき仕事ではないでしょうか?そういえば、相手に敬語を使わなければいけない風俗に行ったことがありますが、なかなか趣があります。機会があったらぜひ行くことをお勧めします。

これだけでは、助平なおっさんが、すけべを擁護しているだけのようですので、すこし別の話をさせてもらいましょう。
障害認定を持っている友人がいます。どういう人かをいう気はありませんので、必要なことのみ言うと、自分で性処理をしにくい体をしています。
当然性衝動というのは男性はほぼ間違いなく持っており、それを我慢しすぎると情けない姿で洗濯をしないといけません。
その友人は、女性が好むようなタイプではないみたいですので、性処理を手伝ってくれる知り合いの女性はいませんし、個人的志向で、私を含む男性に性処理を手伝ってもらおうとしません。まあ私も頼まれたら、大変困りますが・・・
となると、プロフェッショナルに頼むしかないわけですが、大変愉しいらしいです。彼の言葉を借りると"至福”らしいです。
介護問題でも同様の問題が発生していると聞きますが、話題としてなかなか論議が出来ない風潮があります。
そういった議論が出来ない中で、それなりに仕事として確立していることはすばらしいことではないでしょうか?

ですが、胸を張ってすべきというつもりはないですし、どうしてもいやという人に無理やりさせるべきではありません。
とはいえ、環境や自分の資質などで選択肢がほとんどないという時代もあります。
今まさしくその時代です。現在仕事は少ないですし、政府は、介護や農業などを推奨しています。
もし、その進めに応じ、介護に就職した結果、労働災害にあった場合、国を訴えることは出来るのでしょうか?
いやな仕事は、いくらでもあります。しかし、いろんな問題でその仕事に就かなければいけないということはあります。

当然、仕事の内容を偽った、もしくは詳しいことを説明しなかったということについては、問題があります。
しかし、状況が変わることは多いはずです。特に人間相手の仕事は。
この多事争論を管理されている方がどういう方かは知りません。自分でやりたいといったか、上司にやれといわれたか、どちらか知りません。
もし、やれといわれていたとしたら、その時どういう説明を受けたでしょうか?
炎上したり、何でもかんでも世代交代に結びつけるアホの相手をすることになると説明されましたか?
もし、説明されなかったら、誰かを訴えるべきでしょうか?

現在理解をしやすいのは、労働環境や労働条件が過酷であったことでしょうか?
特に、その当時避妊の技術も知識も特にないはずです。また性病に関しても予防は難しいと思います。
あと、給与の不払いなどについてはすぐに問題がある事はわかります。
ということは、ただの労働問題です。

すこし女性戦犯国際法廷をインターネットで調べたところ、主体となったのはキリスト教の方らしいですね。
キリスト教では、婚前交渉を否定して、買売春も禁止しているところが多いと聞きますので、そういった状況を国が作ったということは、罪であると考えるのは筋が通っています。

しかし、婚前交渉で子供が出来たカップルを、授かり婚だの出来ちゃった婚だのいって、応援しているテレビの方が、この判決の結果を肯定するというのは、なんだかおかしいような気がします。

そしてその結果、性風俗に関わることを間接に貶めることになるように判断するような風潮になっていませんでしょうか?
性風俗の業界は、確かに色々と問題はあるように思います。
給与が良い人は相当良いため、金銭感覚が狂う人もいるでしょう。いわゆる裏業界の人多いでしょう。
それら以外でも、こういった性風俗に関わることを間接に貶める風潮が、ますますややこしい状況になってきているような気がします。

今年の春、キャバレーで働いている女性がデモ行進を行いました。色々な業界は変わっていこうとしています。
少なくても、”性風俗の業界で働くことが恥ずかしい”という、職業差別意識をなくすことが、必要なことではないでしょうか? 

もし、いわゆる本番行為が合法となり、その仕事の名称が”慰安婦”(今だと”慰安士”でしょうか?)、になり、”結婚したい相手の職業”や、”なりたい職業”の上位に”慰安婦”がなった場合、この問題はどうなるのでしょうか?

”キャバ嬢”が女の子のなりたい職業の上位になった今、絵空事ではないと思いますがねぇ・・・

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