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[1106] Re:“民意”の行方
- 投稿者
- 長文
- 投稿日
- 02/12 01:28
ムバラクさんもしぶといなーというのが素直な感想です。
しぶといのか、老獪なのかは分かりませんがw
伊達に30年も国を支配してないという感じでしょうか。
それでも少しずつ譲歩を引き出せてますし、
それほど悪い状況ではないように見えます。
大統領権限を移譲というのは結構ギリギリな譲歩なのではないでしょうかね。
それに民衆側も最後の着火材料がないせいか、
一気に革命成功とはならない気がしています。
そもそもムバラク後が定まっていない状態で政権が崩壊した場合、
今よりももっと悪い状況になる可能性がありますし、
少しずつ一進一退しながら民主化していくのが私はベストだと思います。
「すでに混乱しているから」と書かれていますが、どうもそこまで切迫した感じではないようなので
しっかり後継者を探しながら次の政権を作る準備をしていた方が良いのではないでしょうか。
エルバラダイさんじゃ纏めきれないように思えますし。
アメリカにもしっかりして欲しいですね。かなり影響力が落ちているように見えます。
話は変わりますが、最近一番面白いと思ったニュースは、
シリアが、このタイミングでフェイスブックを解禁したらしいというものです。
この解禁の直前にシリア政府の網をくぐってデモが起こされそうになったにも関わらずです。
デモが不発に終わったから自信があるのか、
それとも民主化やむなしと思ったのかは分かりませんが面白い動きだと思います。
他にもサウジでも国王により女性の参政権に向けたネット上の行動が認められたとか。
これら中東の動きを確実なものとするために、
エジプトは、急進的な革命ではなく、穏やかな変革を目指すべきだと私は思います。
仮に急進的な革命で政権崩壊した場合、
各国で民主化と真逆の反応が起こるのではないかと危惧します。