「日刊争論」では
日々のニュースに対する「ご意見」を募集しています
WEB多事争論編集委員が立てたトピックに、
あなたの「異論」「反論」、お待ちしています
[1557] Re:石原新党 橋下新党?
- 投稿者
- 等々力為五郎
- 投稿日
- 02/19 07:40
もともと大阪市は役人天国であることが大変問題になっていたところで、市民の方々は現状を変えたかったのでしょう。
だから若くて実行力があって「キャラが立っている」橋下さんの人気があるのは当然のことです(キャラの立ちっぷりなら石原さんも負けてはいませんが)。
人気があって影響力があれば、選挙に「命」がかかっている議員さんたちは自分もあやかりたいので当然ながら接触を図ろうとする。
そうすると視聴者や読者の「ニーズ」に応えなければいけないマスコミは取り上げないわけにはいかない。
橋下さんのやることに好感を持てない人にとっては警戒すべき事態なのかもしれませんが、選挙民も議員もマスコミも意図的な悪意に基づいて動いているわけではないでしょう。
問題があるとすれば、我々と政治の関わり方が、首長が誰だとか政局や政界がどう動いただとかに限定され、何よりそれが「どう報道されるか」に影響される「テレクラシー」の現状が進行していることではないでしょうか。
しかし地方自治は民主主義の学校だといわれるように、政治は何も中央政界と自治体の首長だけで成り立っているわけではありません。身近なレベルで良き議会をどう形成し積み上げていけるかが社会の質を決めていくのだと思います。
駅前で演説をしている議員さんのビラを誰も受け取らないような現状で、身近な市議会だとか町議会だとかに一人ひとりがどれだけきちんとコミットメントし、監視できているか。
その視点からするならば、島田さんのおっしゃるように政治と報道の「フィールド」はもっと分散し「下降」されてもいいのかなと思います。