[153] medito さんへ
- 投稿者
- ms
- 投稿日
- 11/27 12:10
国民の代弁者が国会議員であるのはもちろんです。
しかし選挙の際、彼らは憲法改正を争点に掲げているでしょうか。選挙になると妙に歯切れがよくないところがあります。
憲法改正を全面に出してきた首相も何人かいましたが、突発的で後が続かない。個人的な思い入れだけでは困ります。
そして国民投票法が成立しても憲法調査会は開かれません。
国の骨格である憲法に対して、あまりに対応が軽いと思いませんか。
一時の乗りで押し切ろうとしていたのではないかと思わせます。
問題提起という言い方には語弊があったかもしれません。
改正するにも、時間をかけて国民に問い続けるべきです。
国民の側から「こういう憲法にしたい」という積極的な意見がでるような土壌を作ることもなく、統治機関の中だけで事を進めて改正しても意味がないと思います。
そういう意味で、「国民よりも統治機関が変えたがっているように見える」「国民が制御することになるのか」と申しました。
自衛隊は確かに戦力と言えますが、それは狭義においてです。広義の意味では戦力とは言えません。
なぜなら、国の基本原則・制度等において戦争遂行能力を持たないからです。
半分はまだ9条の力が効いています。
改正したからといって、諸問題が劇的に解決することはありません。
戦争違法の時代であり、核軍縮の流れも動き出そうとしています。
何十年、もしくは百年単位になるかもしれませんが、長期的な視点から、現実を9条に近づけるよう努力することが有益ではないかと私は思います。