藤原さんの「参議院選挙を前に」への意見 その一
- 投稿者
- 長文
- 投稿日
- 2010/07/11
長文の私の意見の中でも、かなりの長文になったのですみませんが二つに分けます。
今回のWEB多事争論のインタビューアーの方にはお礼を言いたい。
>藤原さんは、「この政権の可能性をしばらく見ていこう」と仰っていました。
>それから10ヶ月。去年の「政権交代」が私たちにもたらしたものとは何だったのでしょうか。
この質問は私も聞きたかったことであり、以前にもコメントとして書いたものです。
なかなかあのコメント欄では反応してもらえないだろうと思っていましたが、
今回その答えが思いがけず聞けてとても嬉しかったですね。
鳩山政権が酷い崩れ方をした後で、この質問をするのは勇気がいったのではないかともおもいます。
まぁ、「お前のコメントなんて読んでないよ」と言われるかもしれませんがw
お陰で前回と違って藤原さんのより本音に近い答えが聞けたような気がします。
ただ、「『政権の可能性をしばらく見ていこう』とは何だったのか?」についての
藤原さんの答えには不満があります。
不満の内容については後述します。
「単独過半数」と「安定」という言葉を連呼して、
今回の参院選についてのスタンスを述べられているのも面白いのですが、
一番興味を引かれたのが、今回の参院選の結果についてだけではなく、
>今度はそうじゃなくて、仮に民主党が単独過半数をとった場合、あと3年間国政選挙がないんですよ。
>しかも3年間終わったところで、衆参同日選挙をはかることができるわけです。
>“任期満了で衆参同日選”って異様に強い立場になるんですよ。
>同日選するかわからないですけど、もしすれば、与党に有利に働きます。
ここまではっきりと仰っていることですね。
つまり、「単独過半数で安定的な政権を作るべき」という考えと合わせて考えれば、
次の選挙でも民主党が続くべきという藤原さんのお考えが見て取れます。
他の学者さんの中にも民主党寄りと思われる方がいらっしゃいますが、
変に中立を気取ろうとして、歯切れが悪い時があります。
そのような方々と違って、ここまではっきりと仰られると気持ちがいいですね。