Re:戦後66年、原発、ニッポン。Ⅲ
2011/08/15
- 投稿者
- Tomo
- 投稿日
- 2011/08/15
大変興味深く読ませていただきました。日本にいた頃は大学で非常勤講師を勤めた経験もあり学者の世界というものもすこし体験しているので、御用学者でない人たちも結局は御用学者を持ち上げるという雰囲気、とても良くわかります。私は一年半ほど前からシュトゥットガルトで中央駅改築計画(Stuttgart21)に反対する環境保護運動を行っています。最近は反原発デモにも積極的に参加しているのですが、先日日本の方が演説をされたので、いつも集めている募金を寄付させていただこうとお話に伺いました。ところが「ありがとう」の一言もなく、ただ口座番号だけを言い渡す傲慢な態度に目をパチクリさせてしまいました。後で名刺を見ると、この人は肩書きのある人だったのですね。「ドイツ人とは話すけど、どこの馬の骨ともわからない日本人の女なんて相手にしないゾ」という態度がいかにもミエミエで、がっかりしました。振り返ってみるとドイツでデモに参加している人々は、博士だろうが官僚だろうが、誰もが分け隔てなく話をします。せっかくみんなで反原発運動を盛り上げていこうというのに、”身分の違う”人との連携を拒否するメンタリティでは先が思いやられると悲しくなりました。