
渡辺 真理 「23時の女神って?」
2009/03/23
前回、普通に書いてしまいましたが、どうなんでしょう…?
と、突っ込みを入れてしまうタイトルです。
[23時の女神]って。
”女神”じゃない自覚があります。
わたくし個人ですが。
2週間くらい前にもいろいろ喋りながら食事した進藤、
N23がリニューアルした後の画面で観ていた草野さん、
まだ大学生の頃、初めて局の喫茶で出会った小倉アナ、
『猫の本』も楽しく読ませていただいた久保田アナ、
そういえば、一視聴者として観ている画面の中では、同性ですが、女神な部分はあるので、タイトル自体への不満じゃなく自分への突っ込みにはなります。
こんなことを言い出すのも、愕然としたからなのかもしれません。
先日、「うつの傾向が強いかを診る8問の問診」というのを担当する番組で目にする機会があって、やってみたところ、該当する回答がゼロでした。
8問中、何問かが◯の場合は(医学上、ラインとなる問数がありますが、まだ放送前なのでm(_ _)m)真面目で律儀、完全主義など、平たく言うと良い人の条件を備えていて、かえってそれが自分を責めてしまう可能性も高いため、危険水域に入るとのことだそうです。
全問を覚えてはいませんが「人に頼まれると、イヤと言えない」「責任感が強いと言われる」など、当てはまるかも!?と思った直後にでも、この間イヤと言ったナ…とか責任感が強いと言われた以上に無責任とも言われたナ…とか、正直、ゼロ回答でした。
「自由奔放とまでは言わないけど、自由な女の子は理解されにくいんだよ」
と笑ってらした筑紫さんの笑顔を思い出したりします。
確かに、激しく落ち込む割に激しく立ち直って気づけば好き勝手に歩いてるな~と今頃、実感しますが、そんなのとっくに見抜かれて、特有のやわらかいのに客観的で直截な言葉をこんなところにさえ使って下さってたことに思い至ります。
不思議なもので、まだ療養中のような気がしてしまうのです。
ちょっと休みながら、時々クシャッと笑いながら画面を眺めてらっしゃるような気がするのです。
いろんな場所に散って、それぞれの現場で働きながら、そんな錯覚のような想いをN23スタッフは、皆、どこかで抱いているんじゃないかと思っています。
新しい対話が、もしかしたらこれまでより個人的な、それぞれの中の筑紫さんといろんなことで泣いたり笑ったりしてる今の自分との対話が、始まったということなのかもしれません。
それにしても、
「女神じゃないよな~」と、クシャッと笑われそうな気はするのです。
確実に。
渡辺 真理