
タイタンの戦い
2010/04/30
いや~、桜が咲いたと思ったら雪が降って、Tシャツ出したと思ったら、コートも引っ張り出して。なにやら慌しい4月が去っていこうとしています。そして来週はゴールデンウイークですよ!
そんなこんなの今週は、スクリーンが騒がしい(?)「タイタンの戦い」です。ベースは有名なギリシャ神話。それに最新技術のSFXと今をときめく3Dがタッグを組んだ最強映像作品です。
全能の神ゼウス(リーアム・ニースン)、海の神ポセイドン(ダニー・ヒューストン)、冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)は、それぞれがすべての権力を手に入れるために終わることがないような戦いを続けていました。そんななか、ハデスはゼウスの息子ベルセウス(サム・ワーシントン)を襲い、魔物を世の中に放ち、世の中すべてを自分の思い通りにしようと画策します。それを阻止するべく戦うベルセウス、軍配はどちらに……。
とまあ、お話自体は単純なものですが、なんたって映像がすごいです!
化け物はCGで作りたい放題だし、その動きはSFXで加工し放題。そんでもって3Dですから、落ち着いて見るというより、テーマパークの乗り物に乗っている気分です。思わず身をかわしたり(必要ないですが)首を引っ込めたり。106分間自分も大冒険に加わった感があり、エンドトールが出てきたときはぐったりしてしまいました。人間が演じている神様より、出てくる怪獣というか魔物のすごさに脱帽してしまいました。
ゼウスの息子、ベルセウスに扮しているのは「アバター」で一躍セレブの仲間入りをしたサム・ワーシントン。前作よりも顔も身体もちゃんと見えますが、かなり筋肉な感じです。だからギリシャ神話の兵士姿がよく似合っていました。実際は青い瞳と若々しい笑顔のサムなので、普通の人として(?)の作品に出てほしいものです。
どこへ出かけても混雑しているGW中、映画館でスリルを味わうってのもよいのでは?
飲み物のコップを強く握りしめすぎて中身をこぼさないようにしてくださいね!
小池由起
映画『タイタンの戦い』公式HP http://wwws.warnerbros.co.jp/clashofthetitans/
2010年4月23日(金)丸の内ピカデリー他 全国ロードショー