ワンショット劇場

『幸せの教室』5月11日(金)公開

2012/05/02

GWはいかがお過ごしでしょうか?前半は全国的にお天気もよく、観光地は大賑わいだったようですね。遠くに行かなくても近くの公園で友人や家族とお弁当を食べるのも楽しいですよね。今回紹介する作品は、仲間のすばらしさを再確認する『幸せの教室』です。男女の主役2人がアカデミー賞受賞者という豪華版となっています。
 スーパーで働くラリー(トム・ハンクス)は楽しく働き、優秀従業員に何回も選ばれています。ある日上司に呼ばれて事務所に行くとなんとリストラを言い渡されてしまいます。理由は大学を出ていないため今以上の昇進は無理だからというもの。落ち込んだラリーを励ましたのは隣人のラマー。経験もつめるし人生が変わるから教育を受けなさいとラリーにアドバイスしたのです。一揆奮起したラリーは短期大学にいくことにして、授業を受け始めたのです。そこで出会ったのがスピーチのテイノー先生(ジュリア・ロバーツ)や自分よりうーんと若いクラスメイトの面々。今までと全く違う生活に生き生きし始めたラリーでしたが・・・・。
 この作品でハンクスは、制作、監督、脚本も手がけています。自分の経験を作品に投影したと話していますが、だから余計主人公を演じている彼が楽しそうなのでしょう。身の丈に合う生活をするべく経済学の授業を応用し不動産を整理したり、元海軍の友人をたよってバイトを見つけたり、お金は潤沢になくても前向きなラリーに、スクリーンから励まされた気分になれます。前半イラつき気味の演技が目立ったジュリアでしたが、後半には大口で笑うジュリアになりこちらも魅力満点です。さあ、元気をもらいに劇場へ!

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